ローズ・ベルベットは1999年にCFAキャッテリ−登録を済ませて繁殖をスタートしたキャッテリーです。
当キャッテリーでは、ブリードのメインラインとして、1999年10月、アメリカ、カリフォルニア州のアズルスキー・キャッテリーから Natasha(ナターシャ)という素晴らしい女の子を譲り受けました。

彼女は私のショー参加の中で初めてのCFAグランドチャンピオンのタイトルを達成しましたが、このタイトルはグルーミングや健康管理などについて、様々な助言をくださったジャッジのみなさん、先輩ブリーダーさんのおかげで達成できたものです。

ナターシャの穏やかな性質は、現在も当キャッテリー出身の猫たちに受け継がれ、2006年9月時点で、彼女の4代目の子孫たちが生まれ育って、元気にキャッテリーの中を走っています。

スタートしたばかりの私に、この素晴らしい猫を譲って下さったブリーダーさんにとても感謝しています。

Azurski's Natasha Of Rose Velvet
当キャッテリーでは、健康で性格の安定した猫であることを大前提としているのはもちろんのこと、CFAのスタンダードにそった外見を持っていることに加え、気品ある表情をもったロシアンブルーの作出を目標としています。
ロシアの皇室で愛されたと言われるロシアンブルー。ただ可愛いだけでは無く、重厚で存在感のある美しい猫を思い描き、『ローズベルベットのロシアルブルー』と表現できるような、当キャッテリ−らしさを持ったロシアンブルーを作出することを念頭に置いて、今後の繁殖予定を考えています。

当キャッテリ−では目標のひとつとして両親とも自家繁殖、つまり『Rose Velvet』のキャッテリ−ネームから始まる名前をもった猫同士での繁殖を目指してきました。
素晴らしい猫を他から譲り受け、その血統を読みながら交配する猫を選んでゆく事もブリーダーの大きな実力ですが、できることなら、そうして作出された子猫に対し、更に欠点を補い、長所を伸ばせるような交配相手をもうひとつ別の血統から作出してゆく。
そういう2つの繁殖ラインを持ったキャッテリ−を作りたいと考え、まずはアウトブリードになる猫ばかりを選んで繁殖をしてきました。

自家繁殖の猫たちをもとにして『キャッテリ−らしさ』を出してゆく事は、解釈を間違うと、スタンダードから離れてしまう場合もあり、非常に難しい課題です。また、自家繁殖にこだわり過ぎても、今度は血統が近くなり、ボディーが小さくなりすぎたり健康面 に弊害が出たりするケースもあります。
しかしたとえば、米国には素晴らしい多くのロシアンブルーのキャッテリーがあり、その多くは美しさと同時にネコとしての健康を兼ね備えたロシアンブルーたちを作出しています。それぞれのキャッテリーにはそのキャッテリーらしい美点があり、ネコたちの顔をみれば、どこのブリーダーが作出したロシアンブルーであるかがわかるケースも少なく在りません。

自家繁殖の子猫たちが生まれ育った現在は、そういった海外の素晴らしい先輩キャッテリーの交配方法や考え方を学び、今まで以上にじっくりと猫たちに向かい合いながら、一歩ずつ理想に描くロシアンブルーに近付いてゆきたいと思っています。

2006/10月
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